昔から社長とは幼なじみで一緒に剣道をやっていました。学校卒業後、自動車関連の会社で働いていましたが、当時の自動車業界は不況の真っ只中、将来にも不安を感じていた最中に、現在の会長から声をかけていただきました。「結婚するんだろ?お金を貯めないと。この仕事は稼げるぞ」これが会長からの誘いの言葉でした。今の妻と結婚を考えていた私は将来の事を考え、入社を決断しました。
塩塚建設が世界に誇る350トンの大型クレーン船の船長を行っています。業務全体と一日の管理、仲間たちとの円滑なコミュニケーション、その他船の操縦や雑務など、多忙な毎日を送っています。特に事故なく仕事を進めるための安全面に関しては厳重なチェックと目配りを欠かさないよう徹底しています。
この吊船「第28浩鉄号」は全国において港湾事業の浚渫工事で活躍中です。長年に渡っての公共事業であるため、長期出張となってしまいますが、家族を支えるため、会社の発展を担うため頑張っています。
出張中や長期で工事を請け負う現場においては、船上での住み込み生活が基本になります。船上での生活と言っても、港湾での工事の場合、港に停泊していますので、ちょっとした寮生活とほとんど変わりありません。通勤に要する時間がありませんので、プライベートが充実しているのもこの仕事の特徴だと思います。休みの日に街へ出かけたり、趣味のメダカの飼育など、楽しい毎日を過ごしています。